14:00 〜 14:15
[15p-B410-2] 熱解析シミュレーションと構造関数による量子カスケードレーザの放熱性評価
キーワード:量子カスケードレーザ、熱抵抗、構造関数
量子カスケードレーザ(QCL)は中・遠赤外域で発振する半導体レーザである.微量ガスの濃度測定などへの応用を目指し,高出力化が求められている.高出力化のためのQCL放熱性の向上を目指し,Static法で測定された構造関数から、QCL各部分の熱抵抗を求める手法を開発した。また,QCLリッジ部構造で, 絶縁膜カバー,メタル埋込み,InP埋込みでエピサイドダウンの4種類の熱抵抗を測定し,InP埋込み方式の熱抵抗が最小となることを示した。