2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[15p-D305-1~13] 1.6 超音波

2020年3月15日(日) 13:15 〜 16:45 D305 (11-305)

大橋 雄二(東北大)、近藤 淳(静大)

14:30 〜 14:45

[15p-D305-6] 濃縮器を備えたボールSAWガスクロマトグラフによるppbvレベルの香気成分の分析

赤尾 慎吾1、岩谷 隆光1、岡野 達広1、竹田 宣生1、辻 俊宏2,1、大泉 透1、福士 秀幸1、菅原 真希1、塚原 祐輔1、山中 一司1,2 (1.ボールウェーブ、2.東北大工)

キーワード:弾性表面波、ボールSAW、ガスクロマトグラフ

近年、工業、農林水産業、ヘルスケアといった多岐にわたる分野で微量の揮発性物質の現場での分析が求められている。有効な手法にガスクロマトグラフ(GC)があるが、通常のGCは大型で現場での適応が難しい。これに対して我々は球状圧電素子上の多重周回する弾性表面波(SAW)を利用したボールSAW センサを用いて、可搬型のボールSAW GCを開発してきた。本研究では、濃縮器を開発することでppbvレベルの混合ガスの分離・検出を試みたので報告する。