[10a-N206-1~10] 2.2 放射線物理一般・放射線応用・発生装置・新技術

[10a-N206-4] LX線分光分析によるPuの内部被ばく量の推定

〇永田 幸大¹、渡辺 賢一¹、前畑 京介²、執行 信寛¹ (1.九州大学工、2.帝京大学)

キーワード：内部被ばく、体外計測法、肺の沈着深さ

体外計測法による内部被ばく量の評価において体組織による減弱を考慮する必要がある。そのため、肺の沈着深さの情報が重要であるが体外計測されたLX線スペクトルのピーク強度比を解析することで肺の沈着深さの推定が可能と考えられる。本研究ではこの推定法の原理を確認するために、Si半導体検出器を用いて組織を模擬した様々な厚さのアクリル板を透過した²⁴¹Am線源のLX線スペクトル測定を行った。