2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[10a-N321-1~11] 3.7 レーザープロセシング

2021年9月10日(金) 09:00 〜 12:00 N321 (口頭)

谷 峻太郎(東大)、小幡 孝太郎(理研)

11:15 〜 11:30

[10a-N321-9] ホログラフィックフェムト秒レーザー加工を用いた体積型回折格子の作製

〇(M1)石田 典也1、張 弘昊1、長谷川 智士1、早崎 芳夫1 (1.宇都宮大)

キーワード:レーザー加工、微細加工

体積型回折格(VBG: volume Bragg grating)は,材料内部に作製される厚い回折格子であり,理論的には100%の高い回折効率,高ダメージしきい値,耐汚染性の特徴を有する.
本研究では,空間光変調器(SLM: spatial light modulator)上に表示された計算機ホログラム(CGH: computer-generated hologram)を用いたホログラフィックフェムト秒レーザー加工[1]により,VBGの直接描画を実証する.ホログラフィック法によりZ軸方向に集光スポットを生成することでビームの長軸化、X軸方向に集光スポットを並列することで高スループット化を図る.