[10a-N403-1~12] 9.1 誘電材料・誘電体

[10a-N403-10] 表面弾性波共振器を用いた極低温環境における水晶基板の欠陥評価

〇平山 勝登^1,2、中村 秀司²、岡崎 雄馬²、高田 真太郎²、金子 晋久²、小寺 哲夫¹ (1.東工大工、2.産総研)

キーワード：表面弾性波共振器、水晶、欠陥

近年、表面弾性波共振器と超伝導人工原子のコヒーレントな結合が実現され、フォノンによる量子状態制御に注目が集っている。我々は、水晶基板に導入した欠陥と表面弾性波共振器中フォノンを静電的に結合させる事で、表面弾性波による欠陥準位の量子制御などを目指し研究を行っている。本発表では水晶基板中に内在的に存在する欠陥を表面弾性波共振器の半値幅・位相雑音の入力強度依存性によって評価した結果について報告する。