2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[10a-S101-1~9] AIアクセラレータ:人工知能デバイスの新展開

2021年9月10日(金) 09:00 〜 12:50 S101 (口頭)

葛西 誠也(北大)、馬場 寿夫(JST)

10:05 〜 10:35

[10a-S101-4] 物理リザバーとしての脳組織の情報処理能力

高橋 宏知1 (1.東大工)

キーワード:リザバー計算、脳

本研究では,脳そのものを物理リザバーとみなし,計算資源として定量化することを考えた.力学系(リザバー)が過去の入力をどのように加工・保持しているかを示し,その情報処理を定量的に評価する指標として,情報処理容量(Information processing capacity; IPC)が用いられる.神経細胞の分散培養系 (in vitro) やげっ歯類の感覚野 (in vivo) をリザバーとみなし,外部刺激に対する応答の再現性に基づいて,IPCを推定した.