2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » AIアクセラレータ:人工知能デバイスの新展開

[10a-S101-1~9] AIアクセラレータ:人工知能デバイスの新展開

2021年9月10日(金) 09:00 〜 12:50 S101 (口頭)

葛西 誠也(北大)、馬場 寿夫(JST)

11:15 〜 11:45

[10a-S101-6] 強誘電体デバイスを用いたリザバーコンピューティング

高木 信一1、トープラサートポン カシディット1、名幸 瑛心1、ワン ゼユ1、竹中 充1、中根 了昌1 (1.東大院工)

キーワード:リザバーコンピューティング、強誘電体

エッジでのAI計算応用に向け、学習計算負荷が極めて軽くかつ高速で行うことが可能な、物理リザバーコンピューティングが注目されている。本講演では、我々が最近提案した、一時記憶と非線形性を有するHfO2系強誘電体ゲート絶縁膜FET (FeFET) やMFMキャパシタを物理リザバーとして用いるリザバー計算の利点と具体的方法を紹介し、強誘電体特性の利用によりAIタスクが実現できることを実験的に示す。