10:45 〜 11:00
[10a-S301-8] 誘電体バリア放電大気圧窒素プラズマジェットにおける窒素分子振動温度および窒素原子密度計測
キーワード:プラズマ誘起触媒反応、振動励起、レーザー誘起蛍光法
触媒表面での反応を用いたガス転換プロセスにおいて、気相をプラズマ化することによって反応速度が増加する。これは振動励起状態分子が触媒表面において高い吸着確率を有するためであるという報告がある。振動励起状態の触媒反応に対する寄与を定量的に調べるために、大気圧窒素プラズマジェット中の窒素分子の振動温度および窒素原子密度を振動ラマン散乱法および2光子吸収レーザー誘起蛍光法(TALIF)により計測した。