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△ [10a-S302-7] 熱電素子を用いたスピン波伝搬制御
キーワード:スピントロニクス、スピン波
本研究では電気的制御が可能なペルチェ素子を用いて加熱・冷却を行うことで、Backward ModeとSurface Mode間のスピン波モード変換を目的としたスピン波伝送測定を行った。また、測定結果をmumax3のシミュレーション結果と比較・検討することで実験と理論の定性的な一致を確認した。これにより、温度勾配を用いたスピン波のスイッチングが達成され、情報処理デバイスへの応用が期待できる。