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[10p-N207-13] リポソームの合体・融合現象
キーワード:リポソーム、粒径分布、合体
我々は100 nm径の大きさのリポソームを作製し、時間の経過とともにリポソームの粒径がどのように変化するかをナノ粒子トラッキング解析法(NTA法)で調べた。その結果、粒径が離散的な値をとること、その離散的な粒径が √2倍ずつ大きくなっていることが分かった。この特徴的な粒径分布は、ナノバブルの合体で見られた現象と同じであり、同じ粒径のリポソーム同士が合体し易いことが原因していると解釈できる。