14:00 〜 14:15
[10p-S203-5] 抵抗変化デバイスの特性を考慮した確率共鳴シミュレーション
キーワード:確率共鳴、抵抗変化メモリ
確率共鳴とは,入力信号にノイズを重畳することで,入出力の相関係数があるノイズ強度でピークをとる現象である.確率共鳴のピーク位置は閾値に依存するため,素子間 (device-to-device)の閾値ばらつきに注目した研究は存在するが,素子内(cycle-to-cycle)の閾値ばらつきが考慮された例はない.本研究では,単一素子内の閾値ばらつきを考慮した確率共鳴シミュレーションを行い,応答への影響を調査した.