2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[10p-S203-1~21] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2021年9月10日(金) 13:00 〜 18:30 S203 (口頭)

松田 晃史(東工大)、新宮原 正三(関西大)

14:45 〜 15:00

[10p-S203-8] PLD法による酸硫化物光触媒材料Y2Ti2O5S2の薄膜化

中村 圭吾1、深谷 直人1、高松 大郊1、高橋 宏昌1、籔内 真1、早川 純1 (1.日立製作所)

キーワード:光触媒、酸硫化物、光電極デバイス

太陽光を利用した光触媒反応で水分解を高効率に行うためには,可視光で応答する光触媒が必要である.そこで我々は可視光応答性光触媒であるY2Ti2O5S2酸硫化物に注目し,Y2Ti2O5S2を基板上に薄膜化する事によって光電極デバイスを作成し,安定かつ高効率な水分解の実現を目指している. 本研究では,第一原理計算によりY2Ti2O5S2の電子状態解析を行うとともにPLD法によってY2Ti2O5S2薄膜を作製し,そのO,S量の制御について検討を行った.