2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[10p-S401-1~15] 1.1 応用物理一般・学際領域

2021年9月10日(金) 13:30 〜 17:45 S401 (口頭)

藤川 知栄美(東海大)、松谷 晃宏(東工大)

15:00 〜 15:15

[10p-S401-6] 高せん断速度下で生じるイオン液体のシェアシニングの仕組み

山田 達矢1、牛山 浩1、手島 正吾1、藤田 淳一2 (1.高度情報、2.筑波大数理)

キーワード:イオン液体、シェアシニング、分子動力学シミュレーション

分子動力学計算(MD)上で観察される高せん断速度下(~109 [1/s] < /dt)でのイオン液体のシェアシニングの原因として、「大きなせん断速度に伴う大きな応力によって、流動活性化エネルギー障壁の高さが下げられるから」という仮説を提案し、検証した。仮説に基づく1次元理論モデルの示すシェアシニング曲線はMDの結果とほぼ一致し、その温度依存性も半定量的に再現されたため、仮説は強く支持された。