2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[11a-N103-1~10] 3.10 光量子物理・技術

2021年9月11日(土) 09:00 〜 11:45 N103 (口頭)

稲垣 卓弘(NTT)

10:30 〜 10:45

[11a-N103-6] 戻り光を有する半導体レーザカオス時系列のサンプルエントロピー評価による複雑性評価

大熊 智彦1、菅野 円隆1、内田 淳史1 (1.埼玉大)

キーワード:半導体レーザ、エントロピー、乱数生成

半導体レーザカオスから物理乱数を生成する際は、乱数源となるレーザカオスの複雑性を評価することが重要である。実験データから直接複雑性を評価する手法としてサンプルエントロピーが提案されているが、半導体レーザカオスに対しての有用性は報告されていない。そこで本研究では、サンプルエントロピーを用いて物理乱数源となる半導体レーザカオスの複雑性評価を行い、サンプルエントロピーの有用性を示す。