2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 生命機能メカニズム解明のための光・磁気操作技術

[11a-N201-1~10] 生命機能メカニズム解明のための光・磁気操作技術

2021年9月11日(土) 09:00 〜 12:10 N201 (口頭)

太田 淳(奈良先端大)、徳田 崇(東工大)

09:55 〜 10:20

[11a-N201-4] 希土類蛍光体による生体深部細胞の3次元マルチカラー光操作法の開発

古川 太一1,2、松井 孝二1、黒田 義之1、丸尾 昭二1 (1.横国大院工、2.JSTさきがけ)

キーワード:希土類蛍光体、光遺伝学、アップコンバージョン

近年、光遺伝学において、近赤外光で励起され可視光発光するアップコンバージョン(UC)蛍光体を用いることで、脳深部細胞の光操作が可能となってきた。本研究では、従来のUC粒子を用いた方法では難しかった『細胞スケールの局所的な光操作』と複数種の光活性化タンパク質の光操作を可能とする『マルチカラー発光制御』を実現するため、近赤外域の2波長励起で発光するUC蛍光体を開発し、その光遺伝学への応用可能性を検討した。