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[11a-N201-4] 希土類蛍光体による生体深部細胞の3次元マルチカラー光操作法の開発
キーワード:希土類蛍光体、光遺伝学、アップコンバージョン
近年、光遺伝学において、近赤外光で励起され可視光発光するアップコンバージョン(UC)蛍光体を用いることで、脳深部細胞の光操作が可能となってきた。本研究では、従来のUC粒子を用いた方法では難しかった『細胞スケールの局所的な光操作』と複数種の光活性化タンパク質の光操作を可能とする『マルチカラー発光制御』を実現するため、近赤外域の2波長励起で発光するUC蛍光体を開発し、その光遺伝学への応用可能性を検討した。