[11p-S202-1~10] 3.5 レーザー装置・材料

△ [11p-S202-4] 波長掃引パルスQCLと中空光ファイバガスセルによる微小濃度ガス分析

〇(M1)大村 勇索¹、木野 彩子¹、松浦 祐司¹ (1.東北大医工)

キーワード：中空光ファイバ、吸収分光法、波長掃引パルスQCL

呼気中の揮発性有機化合物などの微小濃度のガス分析には長光路ガスセルが有効であり，中空光ファイバを用いたガスセルは微小容量かつ長光路ガスセルとして期待できる．しかし，ファイバの長尺化に伴って伝送損失が増加し，従来のFTIRではSNRが低下してしまう問題点があった．そこで，ピークパワーが大きいためにSNRの向上が期待できる小型の波長掃引QCLと中空光ファイバガスセルを用いたガス分析システムの構築の検討を行った．