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[11p-S401-18] 弾性表面波による微小液滴の混合と加熱に関する検討
キーワード:弾性表面波
医療・バイオ分野などで,持ち運び可能で検体や薬品が少量で済むなどの点から微小量の流体を動かせるマイクロ流体システム(MFS)が求められている.弾性表面波(SAW)は,流体の搬送と同時に攪拌や加熱が行えるため,血液の凝固検査などで利用できる.そのため,本研究では,検体に模した水滴とグリセリン液滴を混合させ,SAWによる液滴の温度上昇が液滴の混合場所や粘度とどのような関係があるのかを検討した.