[12a-N104-1~10] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[12a-N104-5] Ge-Sb-Sガラスの粘弾性挙動のラマン散乱による微視的解釈

〇北村 直之¹、家元 大地²、角野 広平² (1.産総研、2.京都工繊大)

キーワード：カルコゲナイドガラス、粘弾性、構造緩和

60GeS₂･40SbS_3/2ガラスを対象として一軸圧縮による粘弾性挙動の観察ならびに高温ラマン散乱による構造解析を行った。低温で誘起される緩和の活性化エネルギーはGe-GeやSb-Sbの同極結合の解離が関係することを示唆した。高温ラマンでは構造単位やS-S結合の歪みが示唆された。