2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.5 デバイス/配線/集積化技術

[12a-N304-1~11] 13.5 デバイス/配線/集積化技術

2021年9月12日(日) 09:00 〜 12:00 N304 (口頭)

松川 貴(産総研)

11:15 〜 11:30

[12a-N304-9] ALD堆積法によるHfO2/PVD-WS2膜界面における化学組成変化

山崎 知夢1、小野 凌1、今井 慎也1、濱田 拓也1、濱田 昌也1、宗田 伊理也1、角嶋 邦之1、若林 整1 (1.東工大)

キーワード:原子層堆積、遷移金属ダイカルコゲナイド、スパッタリング法

二次元半導体の一種であるWS2膜は原子レベルの膜厚ながらも、高移動度と優れた界面特性を持つことからナノシートトランジスタのチャネルへの応用が期待されている。WS2膜を用いた高性能なトランジスタを実現するためには半導体-絶縁体界面特性を明らかにすることが重要であるが、その研究はまだ途上である。今回はスパッタリング法により成膜したWS2膜の化学組成をXPSによって検証し、HfO2膜堆積前後の変化を比較したので報告する。