2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[12a-N306-1~9] 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

2021年9月12日(日) 09:00 〜 11:30 N306 (口頭)

野田 優(早大)

10:45 〜 11:00

[12a-N306-7] 超酸による高密度化カーボンナノチューブ・ファイバーの作製

〇(M1)酒井 萌々子1、藤森 利彦1,2、岸部 義也1、山下 大之2、小野木 伯薫2、日方 威2、大久保 総一郎2、赤田 圭史1、藤田 淳一1 (1.筑波大数理、2.住友電工)

キーワード:カーボンナノチューブ、高密度化

カーボンナノチューブ(CNT)は高い引張強度(100 GPa)を示すことから次世代の軽量高強度線材として期待されている。一方でCNTファイバーにおいては、低配向度や低密度等が一因となりCNT単線で期待される高い強度を実現できていない。本研究では、高速層流を利用して合成したCNTファイバーの高密度化と残留した鉄触媒の除去を目的として、超酸である塩化スルホン酸による浸漬処理を用いた、高密度化CNTファイバーの作製方法を検討した。