2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[12a-N324-1~9] 10.5 磁場応用

2021年9月12日(日) 09:00 〜 11:30 N324 (口頭)

三井 好古(鹿児島大)、武内 裕香(室蘭工大)

10:15 〜 10:30

[12a-N324-5] QSGW計算による強磁性形状記憶合金Ni2MnGaの電子状態

小幡 正雄1、小谷 岳生2、小田 竜樹1 (1.金沢大理工、2.鳥取大工)

キーワード:Ni2MnGa、強磁体形状記憶合金、電子状態計算

機能性材料と着目されているホイスラー型強磁性形状記憶合金Ni2MnGaについて,その形状記憶性や大きな外部磁場による磁気歪み効果について,微視的な視点での解明にはその電子状態を高精度に評価することが鍵になる。そこで,準粒子自己無撞着GW計算により正方晶と立方晶のNi2MnGaの電子状態を評価した。Niの少数スピン軌道によるJahn-Teller効果の発現を強く示唆する結果が得られた。