2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[12p-N205-1~14] 12.4 有機EL・トランジスタ

2021年9月12日(日) 13:45 〜 17:45 N205 (口頭)

永瀬 隆(阪府大)、横田 知之(東大)

13:45 〜 14:00

[12p-N205-1] [講演奨励賞受賞記念講演] フレキシブル相補型回路への応用に向けた有機トランジスタの光パターンによる閾値電圧制御

田口 剛輝1,2,3、植村 隆文1,3、難波 直子1,3、Petritz Andreas4、荒木 徹平1,2,3、杉山 真弘1,2,3、Barbara Stadlober4、関谷 毅1,2,3 (1.阪大産研、2.阪大院工、3.産総研PhotoBio-OIL、4.Joanneum Res.)

キーワード:有機トランジスタ、フレキブルエレクトロニクス、閾値電圧制御

有機トランジスタの回路応用に向けて、同一基板上の任意のトランジスタの閾値電圧を制御することが重要である。本研究では、感光性ポリマーを絶縁膜として用いることで、P型N型のフレキシブル有機トランジスタの閾値電圧制御を行った。さらに閾値電圧のパターンを形成することで相補型回路の高性能化を目指した。本研究の成果は今後のフレキシブル回路の集積化に期待される。講演では作製手法、回路の性能評価の結果について述べる。