2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワーデバイス・プロセス技術・評価

[12p-N305-1~14] 13.7 化合物及びパワーデバイス・プロセス技術・評価

2021年9月12日(日) 13:30 〜 17:15 N305 (口頭)

塩島 謙次(福井大)、牧山 剛三(住友電工)

14:00 〜 14:15

[12p-N305-3] 高濃度GeドープGaN基板によるp-n接合ダイオードの低オン抵抗化Ⅱ
~ 順方向電流アノード電極径依存の低減 ~

太田 博1、浅井 直美1、望月 和浩1、堀切 文正2、成田 好伸2、三島 友義1 (1.法政大学、2.サイオクス)

キーワード:p-nダイオード、GeドープGaN基板、アノード電極径依存性

高濃度GeドープGaN基板を用いたp-n接合ダイオードの順方向特性アノード電極径依存性について評価を行った。その結果、通常のSiドープ(2×1018 cm-3)基板上p-nダイオードに比べ、Geドープ(6-8×1018 cm-3)基板上p-nダイオードでは大口径化による電流密度の低下が小さくなった。以上より、基板の高濃度化はp-nダイオードの大口径化にも優位であることが明らかになった。