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[12p-S401-11] 超高圧水素処理ナノポーラスカーボンの細孔構造と水素放出量
キーワード:ナノポーラスカーボン、細孔構造、水素放出量
廃籾殻を原料とするナノポーラスカーボン(NPC)は、温度77K圧力12 MPaの条件で4.0-6.7 wt%の水素吸蔵量を示す 。NPC のミクロ孔内では水素分子同士が強い相互作用により、高い水素吸蔵密度で吸蔵できるからである。ミクロ孔充填現象とよばれる。本研究では数百MPaでの超高圧領域を水素吸蔵のターゲットとした。水素雰囲気下で加圧する方法としてCIP装置を用いてNPCに超高圧水素処理を行い、水素放出量と細孔構造の解析を行った。