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△ [12p-S401-13] 選択エッチングを利用したナノカーボン触媒の新しい活性評価法
キーワード:ナノカーボン触媒、半導体表面、選択エッチング
近年,燃料電池カソードに用いる白金の代替として,グラフェンに代表されるナノカーボン触媒が注目を集めている.触媒の酸素還元活性は,通常,巨視的な電気化学測定によって調べる.ここで我々は,ナノカーボン材料と接触する半導体の表面が,触媒作用により選択エッチングされる現象を利用し,グラフェンシート一枚一枚の酸素還元活性を個別に評価しようと試みた.本発表では,その原理検証を行った結果について述べる.