10:15 〜 10:30
[13a-N105-6] テラヘルツ波を用いた遮蔽物越しの試薬識別に対する機械学習の有効性
キーワード:テラヘルツ、分光
国内外で郵便による禁止薬物の流通が指摘されているが、非破壊でそれらを識別する技術は確立されていない.これまでに、光注入型テラヘルツ波パラメトリック発生器による試薬分光と機械学習を用いて糖類の識別を試みたが、実際の郵便物検査では、識別対象以外のものは通過させる必要がある.本研究では、ディープニューラルネットワークを導入し、精度の向上と共に、識別対象以外の試薬を「その他」として識別することを目指した.