2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.5 デバイス/配線/集積化技術

[13a-N304-1~11] 13.5 デバイス/配線/集積化技術

2021年9月13日(月) 09:00 〜 12:00 N304 (口頭)

小野 行徳(静大)

09:15 〜 09:30

[13a-N304-2] 極低温に対応した反転電荷密度に基づく新しい解析的しきい値定義の提案

竹内 潔1、水谷 朋子1、更屋 拓哉1、小林 正治1,2、平本 俊郎1 (1.東大生研、2.東大工)

キーワード:しきい値

解析的に定義されたしきい値はMOSFETのモデリングにおいて重要である。しかし従来の2(Eb-Ei)のバンド曲がりで定義されるしきい値にはFDSOIやFinFETで定義が不明となる、キャリア凍結が起こる極低温で不適切な定義となる、等の問題がある。これらを解決するため、標準化した反転電荷面密度の電圧依存性に基づく、デバイス特性との対応が良い、新しいしきい値の定義法を提案する。