2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[13p-N202-1~7] 3.4 生体・医用光学

2021年9月13日(月) 14:00 〜 15:45 N202 (口頭)

角井 泰之(防衛医大)

15:15 〜 15:30

[13p-N202-6] 透過型液晶補償光学素子を用いた2光子光音響イメージング

〇(D)能塚 雄介1、栗原 誠2、橋本 信幸3、山岡 禎久1 (1.佐賀大院工、2.シチズン時計(株)、3.日本女子大)

キーワード:光音響、2光子、補償光学

2光子光音響イメージングは光子密度が高いときのみで起こるため,高い開口数の対物レンズを用いることは有効である。しかし,収差が影響してしばしば信号強度や空間分解能が低下する。そこで,2光子光音響イメージングシステムに透過型液晶補償光学素子を組み合わせた方法を提案する。この方法により,深部においても効率よく2光子励起光音響波が発生すると考えた。今回,ガラスセルを用いた断面評価を行なったので報告する。