2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[13p-N406-1~15] 9.5 新機能材料・新物性

2021年9月13日(月) 13:00 〜 17:00 N406 (口頭)

矢野 力三(名大)、宇佐美 雄生(九工大)

15:30 〜 15:45

[13p-N406-10] 厳密結合波解析による光学キャビティ効果を利用した表面増大赤外吸収の検証

〇(D)水戸部 大地1、島田 透2、鈴木 裕史1 (1.弘前大院理工、2.弘前大教育)

キーワード:表面増大赤外吸収、金ナノアレイ、厳密結合波解析

バッファー層を複雑な金属構造と金属プレーン層で挟み、金属構造とプレーン層間でプラズモン共鳴を調整する研究報告がある。我々は、蒸着膜に近い形状の金属角柱配列を金属構造に採用したシミュレートを行い、バッファー層をキャビティとする光学キャビティ効果による表面増大赤外吸収への影響を明らかにした。本研究では、金属プレーン層を除き、共鳴の可能性を排除した条件で厳密結合波解析(RCWA)によるシミュレートを行い、光学キャビティ効果をさらに検証する。