13:00 〜 14:40
[22p-P01-3] 窒化アルミニウムの低温原子層堆積の表面反応評価
キーワード:原子層堆積法、窒化アルミニウム
窒化アルミニウム(AlN)は、有機発光ダイオードのガスバリアへの応用が期待されている。従来の製膜法は化学気相堆積法、原子層堆積法(Atomic Layer Deposition)等であり、300 ℃以上の高温を必要としていた。有機エレクトロニクスデバイスに応用するために、プロセスの低温化が求められる。我々はtrimethylalminium (TMA)を原料ガスに、プラズマ励起アンモニアを窒化ガスに用いた160 ℃でのALDを実現するために、多重内部反射赤外吸収分光法での表面反応のその場観察を行った。加え、この結果から本ALD反応の反応機構を提案する。