2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[22p-P04-1~16] 12.1 作製・構造制御

2021年9月22日(水) 15:00 〜 16:40 P04 (ポスター)

15:00 〜 16:40

[22p-P04-10] ナノエレクトロニクス用分子ワイヤーに向けた金属イオンとDNAから成るM-DNA複合体の作製

内田 健斗1、森田 勇人1、〇阪田 知巳1 (1.城西大理)

キーワード:デオキシリボ核酸、金属イオン

近年,ナノエレクトロニクス分野において,more Moor,或いは,beyond Moorの時代におけるコア技術の一つとして分子ワイヤーの研究が進められている。中でも,配線幅を劇的に狭小化できる可能性を有するDNAをテンプレートとした配線技術は注目を集めている。我々は,DNAの塩基対間に金属イオンの錯形成を介して結合させたM-DNAに着目し,その作製について検討を行った。本報告では,金属イオンとして亜鉛(II)イオンを用いて溶液のpH依存性を検討したので結果について報告する。