2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

[23p-P12-1~11] 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

2021年9月23日(木) 15:00 〜 16:40 P12 (ポスター)

15:00 〜 16:40

[23p-P12-1] ミストCVD法によるIrBr3前駆体を用いたα-Ir2O3薄膜の成長

赤石 智悠1、四戸 孝2、金子 健太郎1 (1.京大院工、2.FLOSFIA)

キーワード:酸化イリジウム、酸化ガリウム、ワイドバンドギャップ半導体

α-Ga2O3とヘテロ接合可能なp型半導体としてα-Ir2O3が注目を集めている。本研究では前駆体としてIrBr3を用いてミストCVD法によってα-Ir2O3薄膜の成長を行った。その結果、表面状態の改善および成長レートの向上が確認され、IrBr3が前駆体として有効であることが示された。また、Hall測定およびSeebeck測定の結果、このα-Ir2O3薄膜はp型伝導性を示すことが分かった。