[16a-Z22-1~10] 12.7 医用工学・バイオチップ

[16a-Z22-3] 単一細胞対解析に向けたマイクロチャンバーアレイの開発

〇奥井 悠河¹、Espulgar Wilfred¹、齋藤 真人^1,2、小中 八郎³、高松 漂太³、民谷 栄一^2,4 (1.阪大院工、2.産総研・先端フォトバイオ、3.阪大院医、4.阪大産研)

キーワード：マイクロ流体デバイス、サイトカイン

サイトカインとは、特異的な受容体に結合することで、細胞間相互作用を媒介する低分子たんぱく質因子であり、これを一細胞レベルで解明することで、自己免疫疾患や感染症、がんなどサイトカインに関わる様々な疾患に対する機能解明や新規診断治療法に資すると期待される。本研究では、サイトカイン検出に応じて特異的に細胞内部で蛍光発現するレポーター細胞と対象細胞による細胞対を隔離し、一細胞レベルにおけるサイトカイン産生の解析が可能なマイクロ流体デバイスの開発を試みた。