2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.5 デバイス/配線/集積化技術

[16a-Z26-1~11] 13.5 デバイス/配線/集積化技術

2021年3月16日(火) 09:00 〜 12:00 Z26 (Z26)

猪川 洋(静大)、森 貴洋(産総研)

11:30 〜 11:45

[16a-Z26-10] チャープIDTを用いたデルタパルス型表面弾性波の生成

太田 俊輔1,2、Junliangn Wang3、高田 真太郎2、中村 秀司2、岡崎 雄馬2、Christopher Bauerle3、金子 晋久2、小寺 哲夫1 (1.東京工業大学、2.産総研、3.Inst. Néel)

キーワード:表面弾性波、IDT

表面弾性波(SAW)は物質の表面を伝播する音波であり、SAWに伴って伝搬する電気的なポテンシャルの波は単一の電子やスピンを閉じ込めて運ぶことができる。本研究では、櫛の周期を変化させたチャープ櫛型電極(IDT)を用い複数周波数のSAWを重ね合わせることでデルタパルス型SAWを生成した。このような形状のSAWを用いることで従来のSAWと比べて系への外乱を抑えながら単一電子やスピンの輸送を行うことができる。