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[16p-Z14-1] NEA活性化方法におけるInGaNフォトカソードの電子放出特性の違い
キーワード:負の電子親和力表面、フォトカソード、InGaN
p-InGaN(0001)に対するNEA表面の活性化方法としてCsのみの供給、CsとO2の交互供給、CsとO2の同時供給をそれぞれ行い、得られた量子効率の最大値は0.27%、0.33%、0.83%であった。この結果から同時供給という非常にシンプルな方法で高い量子効率が得られた。更にNEA活性化過程における量子効率に2段階に増加していくという、これまでに報告されたことのない変化を示した。この2段階のモードの存在および寿命特性を現在調べている。