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△ [16p-Z21-12] 神経伝達物質受容体分子の光捕捉によるシナプス伝達効率の上昇
キーワード:神経細胞、光ピンセット、AMPA型グルタミン酸受容体
シナプス後細胞表面に局在するAMPARの分子動態と分子数の変化はシナプス伝達効率の変化に直接的に関与している.神経細胞表面のAMPARをQDにより可視化し,波長1064 nmの集光レーザービームを用いたQD-AMPARの光捕捉を行った.レーザー照射前と比較してレーザー照射中,すなわちQD-AMPARが光捕捉されている時間においてmEPSCの振幅ピークの平均値とイベント数が増加する傾向が見られた.