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[16p-Z22-6] 遠心熱対流PCR法による新型コロナウイルス遺伝子迅速検知の検討
キーワード:遠心熱対流PCR、SARS-CoV-2
SARS-CoV-2感染有無の判定に重要なPCR検査において、現場実用的な簡易迅速診断機器化が喫緊の課題となっている。これに対し、独自に開発してきた遠心促進熱対流型チップPCR法の応用を試みた。検出プローブには国立感染研マニュアルの示すN2プライマーセットを用いた。試作マイクロ流路チップを用いて、遠心PCR条件の最適化(相対重力加速度5G、15分)し、SARS-CoV-2配列の増幅検出に成功した。