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[17a-P05-3] フラックスエピタキシー法を用いたBiドープ(La, Sr)MnO3エピタキシャル膜の構造と磁性
キーワード:フラックス法、LSMO、Biドープ
本研究はBi基フラックス法(Bi2O3+CuO(95:5mol%))を用いてBi-LSMOをNdGaO3(NGO)基板上に成長させ、構造および磁気特性を調べた。AMFの断面プロファイルから0.37 nmのstep-teras構造が観察された。STEM観察からBiがLaサイトを約9at.%置換していることがわかった。MnのXMCDスペクトルから磁気モーメントがバルクLSMOに比べて低下していることがわかった。磁化曲線の温度依存性から磁気的エントロピー変化を計算したところ,2.4 mJ/cm3 Kを比較的、低い磁場で得ることができた。これはBi-LSMOがNGO基板からの応力により垂直磁化成分を有しているためである。文献)ACS Appl. Elec. Mat., 2, 3658 (2020)