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△ [18p-Z13-3] 透過型電子顕微鏡での空孔形成を用いた2次元高密度NVアンサンブルの作製
キーワード:NVセンター、ダイヤモンド、半導体
ダイヤモンド中のNVアンサンブルは磁気センサへの応用が期待されている。特に、2次元に存在するNVセンター同士がエンタングル状態を形成するとき、磁気センサの磁気感度向上が予測されている。エンタングル状態形成には高濃度NVアンサンブルの作製が必要である。2次元NVアンサンブルについて、透過型電子顕微鏡を用いた電子線照射によりNVセンターの面密度向上を試みた。電子照射の有無でNV面密度は2.9×109[cm2]から最大3.0×1011[cm2]へと向上した。