2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[18p-Z13-1~12] 6.2 カーボン系薄膜

2021年3月18日(木) 14:00 〜 17:30 Z13 (Z13)

石川 豊史(産総研)、清水 麻希(埼玉大学)

14:30 〜 14:45

[18p-Z13-3] 透過型電子顕微鏡での空孔形成を用いた2次元高密度NVアンサンブルの作製

〇(B)早坂 京祐1、金久 京太郎1、立石 哲也1、齋藤 悠太1、谷井 孝至1、小野田 忍2、磯谷 順一3、榎本 心平4、河野 省三4、川原田 洋1,4 (1.早大、2.量研、3.筑波大、4.早大材研)

キーワード:NVセンター、ダイヤモンド、半導体

ダイヤモンド中のNVアンサンブルは磁気センサへの応用が期待されている。特に、2次元に存在するNVセンター同士がエンタングル状態を形成するとき、磁気センサの磁気感度向上が予測されている。エンタングル状態形成には高濃度NVアンサンブルの作製が必要である。2次元NVアンサンブルについて、透過型電子顕微鏡を用いた電子線照射によりNVセンターの面密度向上を試みた。電子照射の有無でNV面密度は2.9×109[cm2]から最大3.0×1011[cm2]へと向上した。