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[18p-Z14-2] 刻線密度3200本/mmの軟X線ラミナー型回折格子の製作と評価
キーワード:回折格子、軟X線、回折効率
軟X線分光用としては高刻線密度の3200本/mmのラミナー型回折格子を製作した。Auをコートして、入射角86°で0.5–1.2 keV、入射角88°で1.1–1.6 keVのエネルギー領域で回折効率を計測した。回折格子の製作に使用した基板の面粗さ0.6 nm rmsで想定された性能と一致し、製作に問題ないことが確認された。基板の品質、コート材料、溝形状の変更により幅広い仕様で刻線密度3200本/mmの軟X線回折格子が供給できる見通しが立った。