2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19a-Z02-1~8] 1.5 計測技術・計測標準

2021年3月19日(金) 10:00 〜 12:00 Z02 (Z02)

寺崎 正(産総研)

10:00 〜 10:15

[19a-Z02-1] 多数台の小型原子時計を同時評価するための多重位相計の開発

柳町 真也1、高見澤 昭文1、萩本 憲1、池上 健2 (1.産総研計量標準、2.MMC)

キーワード:原子時計、離散フーリエ変換、位相計

小型原子時計は装置の時刻を正確に維持するための基準発振器としての役割を担う。そのため、実装前にその初期周波数を設定し、周波数安定度のデータを取得する。この目的のため、多数の小型原子時計を評価可能な多重位相計の開発を行っている。多重位相計では、複数のA-D変換器によりデジタル化された小型原子時計の周期信号に離散フーリエ変換(DFT)を適用する。本研究ではDFTにおける打切り誤差に関する考察を行う。