2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[19a-Z04-1~12] 3.4 生体・医用光学

2021年3月19日(金) 09:00 〜 12:05 Z04 (Z04)

西舘 泉(農工大)、山中 真仁(阪大)

11:35 〜 11:50

[19a-Z04-11] 時間多重化マルチライン時空間集光顕微鏡による光軸方向の分解能向上

稲澤 健太1,2、磯部 圭佑1,3、石川 智啓1,2、並木 香奈4、道川 貴章1,4、宮脇 敦史1,4、神成 文彦2、緑川 克美1 (1.理研光量子、2.慶大理工、3.京都生命、4.理研脳神経科学)

キーワード:蛍光顕微鏡、深部イメージング

脳のような多細胞の相互作用を観察するためには,時空間分解能の高い広視野顕微鏡が求められている。時空間集光顕微鏡は時空間分解能の高い広視野顕微鏡であるが,集光点をレーザー走査型多光子顕微鏡に比べると,光軸方向の分解能は低い。本研究では,多焦点ライン時空間集光技術に時間分割多重化技術を応用し、レーザー走査型の多光子顕微鏡と同等の光軸方向の分解能を実現した。本講演では、その結果について報告する。