2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.3 層状物質

[20a-A200-1~10] 17.3 層状物質

2022年9月20日(火) 09:00 〜 11:30 A200 (A200)

毛利 真一郎(立命館大)

10:00 〜 10:15

[20a-A200-5] Mo前駆体の膜厚及び配向性が硫化後のMoS2の配向性に与える影響の検討

佐藤 公輝1、松島 聖人1、高橋 和樹1、金 冑男1,2 (1.東理大 理工、2.東理大 総研)

キーワード:二硫化モリブデン、XRD、配向性

二硫化モリブデン(MoS2)は層の終端における高い化学反応性や面内方向の高い移動度が報告されている。層を基板に対し垂直方向に成長させることで薄膜表面の活性サイト密度や垂直方向の移動度が向上させられることから、H2生成触媒やセンサーなどへの応用が期待されている。これまでに我々はMo前駆体の配向性や結晶子径がMoS2に与える影響を報告したが、膜厚などの薄膜構造がMoS2の配向性に与える影響については報告が少ない。本研究では、前駆体の膜厚及び配向性がMoS2の配向性に与える影響を検討した。