[20a-B204-1~11] 6.3 酸化物エレクトロニクス

△ [20a-B204-1] 第一原理計算によるルチル型TiO₂中の剪断面構造及び酸素空孔挙動の解析

〇(M2)二宮 雅輝¹、藤平 哲也¹、林 侑介¹、酒井 朗¹ (1.阪大基礎工)

キーワード：第一原理計算、剪断面、酸素空孔

ルチル型TiO₂は汎用的な材料で、TiO₂中の酸素空孔は集積して配列することで剪断面と呼ばれる面欠陥を形成し、物性に大きな影響を及ぼすことが知られている。したがって、TiO₂中に形成される剪断面とその近傍での酸素空孔の挙動に関する知見を得ることは、より良いデバイスを設計する上で不可欠である。本研究では、第一原理計算手法を用いて、ルチル型TiO₂中の剪断面構造とその近傍での酸素空孔挙動を明らかにすることを目的とした。