[20a-C301-1~10] 3.3 生体・医用光学（旧3.4）

[20a-C301-6] 多波長逆伝搬SD-OCTによる測定物体内層間干渉と位相共役像の除去

〇(M2)高畑 拓也¹、齋藤 達己¹、崔 森悦¹、鈴木 孝昌¹ (1.新潟大院自然研)

キーワード：光コヒーレンストモグラフィ、光計測、生体計測

本研究では、SD-OCTにおけるバイアス成分と物体内層間干渉成分及び、ミラー像を除去する方法として、正弦波位相変調法により求めた干渉スペクトル位相分布から多波長逆伝搬法によって断層像を求める方法を提案する。実験では、スキャンレスな空間スペクトラル干渉計を構築し、FFTを用いる既存のSD-OCTの断層像と比べて位相共役のミラー像を約30bB以上抑圧し、SN比も10 dB以上向上した。