[20p-A106-2~13] 8.4 プラズマライフサイエンス

△ [20p-A106-7] 大気圧空気グロープラズマ処理カルボキシメチルセルロース溶液粘度のぜん動ポンプ送液速度依存性

〇岡本 和真¹、前林 正弘¹、元享 志水¹、雅士 加藤¹、勝 堀²、昌文 伊藤¹ (1.名城大、2.名大)

キーワード：プラズマ、バイオリファイナリー

廃材などの非食用バイオマスを用いた次世代バイオエタノール製造プロセスにおいて、環境負荷の少ない大気圧プラズマを用いた前処理方法を提案する。本研究では、カルボキシルメチルセルロースの懸濁液を、ぜん動ポンプを用いた大気圧グロー放電によるプラズマ処理法の可能性を評価した。その結果、15 ml/min以下の流量で効率的に懸濁液の粘度を低下させることができ、バイオエタノールの生産速度向上につながることがわかった。