2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[20p-B204-1~13] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2022年9月20日(火) 13:30 〜 17:00 B204 (B204)

神吉 輝夫(阪大)

14:30 〜 14:45

[20p-B204-5] 分極界面を有するSrFeO3/LaNiO3ヘテロ構造の作製と伝導特性

〇(M1)本田 裕貴1、相馬 拓人1、大友 明1 (1.東工大)

キーワード:ヘテロ構造

ペロブスカイト型酸化物のヘテロ界面では単体で発現しない特異な電子状態が発現する。しかし、遷移金属が高原子価な物質同士の界面での相互作用についてはほとんどわかっていない。高原子価を持つSrFeO3とLaNiO3との界面を作製し、電気特性を調べた。二層膜においては金属的な挙動を示し、ヘリカル磁気秩序相への転移に由来する抵抗率の減少が130Kに観測された(単層膜SrFeO3では110Kに観測)。一方、超格子構造では絶縁体的な挙動を示した。