[20p-C101-1~17] 16.3 シリコン系太陽電池

[20p-C101-14] 熱伝導性フィラーMgO による結晶シリコン太陽電池モジュール動作時の昇温抑止効果

〇傍島 靖¹、下方 英弘¹、岩城 幸志郎¹、前原 勇斗¹、清水 健吾¹、大平 圭介²、増田 淳³ (1.岐阜大工、2.北陸先端大、3.新潟大)

キーワード：太陽電池、MgO、モジュール構造

本研究では、一般的な封止材を用いる太陽電池モジュールに対し、熱伝導性フィラーであるMgO粒子を混成したガラス薄膜を用い、モジュール温度上昇を抑え、動作時の昇温により発生する開放電圧の低下抑止を図った。モジュール底部の封止材およびバックシートにMgO混成SiO_X膜を作製し、連続光照射実験にて、Vocの変化を観測したところ、膜を用いない場合と比較して低下抑止現象を観測した。