[20p-C105-1~15] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

△ [20p-C105-2] 自発配向分極を発生する極性分子骨格の探索

〇田中 正樹¹ (1.東京農工大院工)

キーワード：分子配向

一部の極性分子は真空蒸着過程で、分子の永久双極子モーメントを自発的に配列し、蒸着薄膜の膜厚方向に大きな表面電位を発生する。発表者のグループはこれまでに、フッ化アルキル基を有する分子が自発配向分極の制御に効果的であることを明らかにした。本研究では、ヘキサフルオロプロパンと無水フタル酸を有する6FDAを主骨格とし、自発配向分極を示す極性分子を設計した。