2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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CS コードシェアセッション » 【CS.10】 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

[21a-A200-1~13] CS.10 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

2022年9月21日(水) 09:00 〜 12:30 A200 (A200)

加治佐 平(東洋大)、早水 裕平(東工大)

09:15 〜 09:30

[21a-A200-2] Fano共鳴を用いた高感度表面プラズモンセンサー

石津 知哲1、櫻井 一輝2、田中 宏知2,3、石飛 秀和1,2,3、Sekkat Zouheir4,5、井上 康志1,2,3 (1.阪大院生命機能、2.阪大院工、3.阪大OIL、4.MAScIR、5.Mohammed V Univ.)

キーワード:Fano共鳴、表面プラズモン共鳴、屈折率測定

我々は、表面プラズモン共鳴 (SPR)センサーの高感度化を目指し、全反射減衰 (ATR)スペクトルにおいてブロードなディップを示す表面プラズモンポラリトン (SPP)モードに、狭帯域な平面導波路 (PWG)モードを結合させることで生起されるFano共鳴を用いたSPRセンサーの開発に取り組んでいる。本研究では、Fano共鳴を誘起する金属-誘電体多層薄膜構造の導波路層としてTiO2を用いることで、溶液系で測定可能な屈折率センサーを構築し、その測定感度を評価した。