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△ [21a-A200-2] Fano共鳴を用いた高感度表面プラズモンセンサー
キーワード:Fano共鳴、表面プラズモン共鳴、屈折率測定
我々は、表面プラズモン共鳴 (SPR)センサーの高感度化を目指し、全反射減衰 (ATR)スペクトルにおいてブロードなディップを示す表面プラズモンポラリトン (SPP)モードに、狭帯域な平面導波路 (PWG)モードを結合させることで生起されるFano共鳴を用いたSPRセンサーの開発に取り組んでいる。本研究では、Fano共鳴を誘起する金属-誘電体多層薄膜構造の導波路層としてTiO2を用いることで、溶液系で測定可能な屈折率センサーを構築し、その測定感度を評価した。